PEOPLE OF THE WATERFRONT / FIRST NOTES

獲る人と、魚を届ける人。

漁師や養殖の担い手から、目利き、熟成、加工を経て食卓や料理店へつなぐ店まで。海と川から食べる人までの仕事を原典からたどります。

RECORDS17

仕事と所在地を公式情報で確認した初期記録

FISHERS3

漁獲・養殖を担う漁師と船団の記録

REGIONS14

仕事の土地まで接続できた都道府県

01 / PEOPLE

海と食卓のあいだをつなぐ。

「漁師」を一括りにせず、漁獲、養殖、目利き、処理、加工、販売のどこを担うのかを分けて記録します。

区分
地域
並び

17RECORDS

公開情報の確認日 2026.08.05〜2026.08.06

漁師・魚屋

Fishers & Fishmongers

6件

静岡県

魚屋・仲卸

前田尚毅
目利き下処理飲食店への出荷

焼津で鮮魚の卸と小売を営む魚屋。地魚を見極め、状態を整え、一般の食卓から国内外の料理店まで届ける仕事を記録します。

愛媛県

漁師・鮮魚

藤本純一
漁獲活け越し神経締め料理店への直接出荷

今治市・大島を拠点に、漁獲から目利き、活け越し、神経締め、出荷までを自ら手がける漁師。魚の状態を料理人の使う時間までつなぐ仕事として記録します。

神奈川県

魚屋・仲卸

長谷川大樹
仲買目利き活け神経締め飲食店への卸

長井漁港を拠点に魚を買い付け、個体を見極めて神経締めを施し、国内外の料理店へ届ける仲買人。市場で値が付きにくい魚も、味と状態から評価し直します。

佐賀県

魚屋・仲卸

大山拓朗
目利き放血神経締め料理店への出荷

唐津で祖父の代から続く鮮魚店。三代目の大山拓朗さんが個体ごとの状態と料理人が使う時間を見極め、放血・神経締め・梱包までを一つの手当てとして組み立てます。

岩手県

魚屋・仲卸

目利き仲卸個人・飲食店への発送

陸前高田の魚屋。大船渡で仲卸も担い、その日水揚げされた三陸の魚を店頭に並べ、個人や飲食店への発送へつなぎます。日々の品揃えは公式SNSで発信されます。

山口県

漁師・船団

萩大島の漁師たち
まき網船上活き締め自家出荷

萩大島の漁師が、漁獲から活き締め、箱詰め、出荷までを自ら行う船団。獲る仕事と届ける仕事を一つの流れとして記録します。

養殖業

Aquaculture

6件

岡山県

漁師・養殖

海苔養殖加工直接販売

胸上の海で海苔を育て、選別し、商品として直接届ける漁師。養殖と加工・販売が連続する仕事として記録します。

福井県

養殖・海面

淡水での育成海面養殖一貫生産・出荷

卵の孵化から出荷までを福井県内で一貫させるトラウトサーモンの養殖。大野の淡水養魚場で約1年育てた稚魚を、冬の水温が低い若狭湾の漁場へ移して海面で育て、「ふくいサーモン」として出荷します。

高知県

養殖・陸上

地下海水の陸上栽培海面栽培品種研究と商品開発

磯焼けなどで減った海藻を、地下海水を使う陸上栽培と環境負荷の小さい海面栽培で育てる会社。天然漁場の不漁で途絶えかけたすじ青のりを2016年に世界で初めて陸上栽培し、海藻の食文化ごと受け継ぐ仕事として記録します。

千葉県

養殖・陸上

閉鎖循環式の陸上養殖生サーモンの出荷

木更津で閉鎖循環式の陸上養殖に取り組む会社。水を浄化しながら循環させる独自方式でトラウトサーモンを育て、生のまま「おかそだち」として出荷します。千葉ブランド水産物の認定を県の公式情報で確認できます。

山梨県

養殖・川魚

湧水かけ流しの養殖刺身用の仕立て燻製・直販

八ヶ岳南麓、標高約1,100mの小さな養魚場。年間を通して約11℃で安定する越水湧水でニジマスやイワナをゆっくり育て、刺身で食べられる状態に仕立てて直販します。1972年から続く川魚の仕事です。

三重県

養殖・川魚

原種アマゴの自家養殖あまご料理の提供完全予約制の営業

雲出川上流、坂本川のほとりのあまご料理店。限りなく天然に近い姿を目指して原種アマゴを自家養殖し、完全予約制で深山鍋などの料理に仕立てます。育てる仕事と食べさせる仕事が一続きの記録です。

加工業

Processing

5件

福井県

昆布商

奥井隆
目利き蔵囲熟成寺院・料理店への納め

昆布の荷揚げで栄えた敦賀で、明治四年から続く昆布商。北海道の昆布を蔵でむしろに囲って寝かせる「蔵囲」で味を深め、永平寺の精進料理から料亭、家庭の出汁までを支える仕事として記録します。

大阪府

昆布商

土居純一
目利き無添加の加工産地の後継育成

大阪・空堀で1903年から続く昆布商。道南・白口浜の天然真昆布を目利きし、食品添加物を使わずにとろろ昆布や塩昆布へ加工します。産地の小学校での食育など、浜の品質と後継を支える仕事も続きます。

鹿児島県

鰹節屋

坂井弘明
本枯節づくりカビ付けと天日干し半年をかけた仕上げ

本枯節産地の山川で1950年から三代続く節屋。生の鰹から半年をかけ、カビ付けと天日干しを重ねて本枯節に仕上げる仕事一筋で、全国鰹節類品評会の農林水産大臣賞を重ねて受けています。

鹿児島県

鰹節屋

瀬崎祐介
本枯節づくりカビ付けと熟成音楽を流す熟成蔵

鰹節のまち枕崎の節屋。蔵にクラシック音楽を流しながらカビ付け・熟成させた本枯節を「クラシック節」として仕上げます。全国鰹節類品評会で農林水産大臣賞を受けた仕事として記録します。

静岡県

鰹節屋

芹沢安久
手火山式焙乾潮かつおづくり手作業の仕上げ

西伊豆・田子で1882年から続く節屋。国内でも数少ない手火山式焙乾で田子節を造り、鰹を丸ごと塩漬けして寒風に干す日本最古の保存食「潮かつお」を、製造が現存する唯一の産地で受け継ぎます。

02 / EDITORIAL POLICY

有名人名鑑にはしない。

掲載は知名度や格付けではなく、仕事の内容、土地、扱う水産物を原典で確認できることが基準です。訪問・購入の可否は各公式サイトの案内を確認してください。

03 / EXPLORE

数字と土地からも、たどる。